セイチャ版名無しさん 2016-11-17 23:01:32 |
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醜いオーク「いやちょっとさっきから世界観崩壊し過ぎじゃn ──」
醜いオーク「」バタッ
ボフンッ!
勇者「ひぁあっ、あ……っ、嘘、触手が消え、私、落ち──っ!?」
トサッ
勇者「……………………はぁっ、はぁっ……」
勇者「……あれ、痛く、ない……?」
勇者「え……な、なんで私……抱き抱えられて──」
「そなたを迎えに行けと、ある方に遣わされたのだ」
「その時にそなたを怖がらせてはいけないと、その方の側近に人型にしてもらって、万一の備えとして少々魔法も覚えたのだが……」
「おかげで、こうしてそなたを野獣から救い、抱きとめることができた。彼女にも礼を言わねばなるまいな」
キメラ獣人「──怪我は、ないか?」
勇者「──────」
魔王城
ドゴシャァァァァァアアアアン!!!
側近「!!?」
側近「ちょ、魔王様、いきなり壁を……どうなさったのです!? あぁ、怪我のお手当を……!!」
魔王「……………………」ボタボタボタボタ
魔王「(………なぜだ)」
魔王「(………胸騒ぎを覚えているのは……それなのに、こうも腸が煮えくり返るのは、なぜなのだ……?)」
その物陰
四天王たち「「「「…………………」」」」
四天王1「………魔王の様子が変だから、奴には秘密で、水晶玉で勇者の様子を見てみれば……なんてこった」
四天王2「……側近さんは、『魔王様の真意がもし本当にそうならば、勇者を迎えに行かせるキメラは、この際イケメンキメラ獣人にしてやろう。その方が連れてきやすいだろうから』………そう言ってましたねぇ」
四天王3「さて、その『魔王様が勇者の元に戻すキメラを送った真意』とやらを彼女に吹き込んだのは……果たしてだれだったかね?」
四天王4「はいはい、僕ですわかりましたよ。責任とらなきゃですね。魔王は勇者に、勇者はキメラ獣人に………あー、やっちゃったなあ……」
四天王1「……とりあえず、まずは>>32するのはどうだ?」
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