蘭架空間

ふと思うと、あの空のこと
なんで考えるのだろう？
うまく行ってないだけなのに。
前も今も完全には届かず終わる
あの重い球体を叩きつける
その下を締める
そして細い棒を滲ませる
ある音を発し、メーターは最高潮
でもダメだ勢いじゃない。
いつも手前で止めてしまう
いつも手前で戻ってきてしまう
でも、一人なら独りなら邪魔もない
それなのに上手くいかない
関係なしに飛んじゃえば良いのに
球体もその中身も、
左の歪な球体も引っ張り出して、
的確にふっ飛ばしちゃえばいい
その刺さるような痛みも別のものに
置き換えて、わからなくすればいい
一番楽なものはなんだ？
　　　　　それは＿＿＿だ