平行世界

やっぱり忘れる事が
出来なかった
怖かった、忘れようとした
でも、ソードや皆の事が
心配で忘れられなかった
悪い事をした俺が
ここに戻る事は
許されないだろう

結局あっちに行って
かんちゃんは
あまり来なくなった
一人の時間が多くなった
孤独を感じる日が多くなった
泣く日が多くなった
苦しくなる日が多くなった
俺は何て馬鹿な事をしたんだろ
悔やんでも仕方ないけど
後悔ばかりの人生だ
後悔するのは
覚悟してたつもりだけど
怖い、寂しい、悲しい、苦しい

ソードと天地が一番心配だった
天地には何も言わずに
いなくなったから
あいつの帰る場所が
無くならないか心配
相談にのれない事が心配
一人で溜め込んじゃって
追い込むから

ソードは笑心がいるから
大丈夫、と思ったけど
笑心もいつかは来れなくなる
そうするとソードは
一人になってしまう
ソードは大切な人なのに
本当に馬鹿な事をしたな、

邪神も心配だ
邪神は俺についてきて
来てくれた大事な仲間
それを、俺は自分の
幸せのために捨てた
邪神のそばにもっといたかった
失って気付く何て
本当に馬鹿だな、

笑心
心配なのはお前もだ
笑心はいつも俺を
助けてくれた、叱ってくれた
そばにいてくれた
ソードを一人にしないでくれた
笑心も辛い事や悲しい事が
あるのに俺の相談とか
色々話を聞いてくれた、
笑心には
幸せになってもらいたい
笑って生きてほしい
笑心の未来は笑が溢れるような
未来になってほしい
笑心にはいつも
笑顔でいてほしい…

長くなった、本当に皆ごめん
いつも迷惑をかけるのは
俺だ、皆が幸せになるのを
祈ってる。

また来ても良いのなら、来たい、