良縁ちゃん 2016-11-05 03:26:12 |
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鬼はその昔、一人の人間の娘を愛した。
娘は流行病で床に伏せ、傍らで静かに涙を流す愛しい鬼に言った。
「いつか、輪廻をめぐって必ず貴方に会いに行きます。
それまでどうかお待ちください」
鬼は頷くと娘を天に見送った。
あれから数百年。
鬼は人知れず山奥で娘を待ち続けた……。
そしてついに懐かしい気配を感じる。
その先にいたのはなんと人間の青年(少年)だった……。
「何故だ!何故男に生まれてくるのだ!!」
以前、別のスレにて呟いたシチュを、再度投稿します。
中ロル程度で絡んでいただける方がいらしたら嬉しいです。
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