プロフェッサー 2016-11-02 15:42:42 |
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【世界観】
人は必ず能力を持って生まれる。その力は人それぞれであり、効果もさまざま。ただし能力は一つであり、複合すること叶わず。一つの器に一つの力。それは同時に命すらも繋く。年老うにつれて能力の威力が衰えていき、やがて死と共にその力は消え失せる。原理は未だ掴むことができないまま、すでに何百もの年月が流れた。能力による犯罪は増加し、犯罪者を罰したくとも能力あるかぎり彼らは檻から逃げ出す。捕まえ続けることは困難であり、人口の半数が犯罪に手を染めているのが現実だ。そこで作られたのが、別名『死刑執行所』と呼ばれる公的機関『犯罪者抑制執行所』。そこに入れられた犯罪はものの数日で死を迎えるとされる犯罪者の中ではかなり有名な施設である。
さて、自分以外が敵であるこの施設内で、信頼できる仲間を見つけ出せるか。または『裏切り者』を叩き出すか。それは放り込まれた犯罪者たちにしか分からない。
【ゼロと呼ばれる存在】
『プロフェッサー』の部下である『ゼロ』それはコードネームであり、本名ではない。詳細な人数は不明。一人であるのか複数なのか。それを知るのはプロフェッサーとゼロだけである。『裏切り者』の『ゼロ』がどうやって犯罪者を処罰するのか。それは簡単。『能力吸収』の力を持っているからだ。やつの力はどんな能力をも無効化して吸収する。さきほど伝えた通り、能力と命は繋がっているから、この『能力吸収』に捕まれば最期、あとは死を待つのみとなる。犯罪者にとっては一番厄介な存在と言えよう。
【ダイイングメッセージ】
『ゼロ』の『能力吸収』を受けた犠牲者たちが残すメッセージ。それらは『ゼロ』を追い詰める手がかりである。残されたメッセージは簡単には解読できるものではない。そう『ゼロ』が細工したからだ。そんななかで、メッセージの意味を理解できる者は存在するのだろうか。
【『ゼロ』を無効化する方法】
基本的にはない。しかし、『ゼロ』は『プロフェッサー』にいくつかの指令を受けており、それを実行しているに過ぎない。その指令の内容を理解し、突破口を見出だせれば無効化も可能であると考えられよう。しかし『ゼロ』とて、ちゃんと心のある人間。それを忘れないでいただきたい。
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