ユウヤ 2016-10-23 12:39:07 |
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さてさて。
ここまで長々と、ボクという生き物について、色々と話してきたわけだが…。
どうだろう。やはり、少し不気味に思われてしまっただろうか?
話しているボクからしてみれば、猫のくせにクロワッサンが好きで、朝、昼、晩の食事は全てパンしか食べず、人間よりも遥かに長い年月を生き、人間の言葉をちゃんと理解して、話すことも、聞くことも出来るなんて、不思議で面白いと思うのだが……どうだろう?
きっとこれだけ話せば、どんなに頭の悪い人間でもボクが普通の猫じゃないことは解るだろう。そして、察しがいい人間ならば、そんなボクを側に置いているご主人様も、普通の人間ではないということが言わずともきっと解る筈だ。
ボクと、ボクの愛すべきご主人様は、人間でいう“普通”とはまるで違う。例えるなら悪魔とかそういった存在に近いものであり、ボクのご主人様は、その中でも特に位の高い素晴らしい御方なのだが……まあ、その話しはまた別の機会にでも話すとしよう。
今日のボクは機嫌がいい。
今朝の食事に、ボクの大好きな、香ばしいサクサクのクロワッサンと、ローズヒップに木苺のジャムを入れたティーが出たからね。
普段なら、親しい友達にしか話さないボクの秘密を、今日はとことん話そうじゃないか。
―――さて、ここまでで何か質問はあるかね?
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