手ががくがくと震える 涙はぼろぼろと零れだす ーだが気分は、良かった。 「悪魔リアム…召喚の儀により参上した、貴様は誰だ」 目の前の『黒く怖いなにか』がゆっくりと言葉を喋る 私は、こう答えた 「私の名前はアニタ、貴方を召喚した人間よ…」 「願いを、叶えてほしいの」