無理はしてねぇよ？
いや、してるかな、自棄にならないためにしてる感じかな

そうだな、あいつ自他供に認める豆腐メンタルだから、俺の前からいなくなってもおかしくはねぇな

俺からしたら今の月は空元気にしか見えねえよ。

それなら尚更のこと、だろ。友人に戻るだけ、って言ったところで完全にその状態になることなんて不可能だと思うんだよ、俺は。

ありがとな、確かに空元気なんだろうけど、いきなり言われて、すぐ納得して、落ち着けるほど俺は人間出来てないからさ
少しでも気を紛らわしてないときついんだ

それにさ、あいつが「側にいたくない、辛い、嫌だ」って思うくらいなら、もし元に戻れなくても、それであいつが何処かで楽になれるなら、それでいいんだ

これも自棄と言えば自棄かもしれないけどな

別に、空元気であることを攻めたり批判するつもりはない。俺だって多分月の立場だったらそうなるし、何かしらを自分に言い聞かせて自制するしかないと思うから。だから月が人間として出来上がってない訳じゃなくて、それが正常な判断なんだと思う。

なんの理由があって別れたのかは知らないし、俺には知る権利もないだろうから深くは聞かない。でも話くらいなら俺も聞ける。月が俺の話聞いてくれたときのように聞くことは出来るからさ、頼ってくれ。

そか、ありがとうな

じゃ、聞いてもらっていいかな？

なんかさ、それなりに長い付き合いの中ある日不意にあいつへの思いを自覚して、気持ちを伝えたんだ。
で、向こうはすぐに返事をくれたんだけど、それは「俺を恋愛として好き」な訳じゃなくて「喜んでほしい」と思って付き合ってくれたらしいんだよ。
それに対して俺は気づかなくて、ついさっきその事を伝えられて、「別れてほしい、恋愛対象にはみれない、やっぱり無理だった」って言われたわけ。
で、俺も好きな奴に無理して付き合ってもらっても嬉しくないから別れた。

こんな感じです

あー…なるほど。話してくれて有り難う。
喜んでほしさに付き合ってくれてた、か。それ結構しんどいな。月も月で優しいから今こうして溜め込んでるの凄いと思うよ。きちんと理性で物見れてる。俺はどちらが正しかった、とか思わないし、片方の肩だけを持つつもりはない。でも月の気持ちがまだ落ち着かないのであれば、今思ってること全部吐き出していいから。
他人のために自己を犠牲にできるのは流石だな。

いや、少しは落ち着いた

けど、多分しばらくはへこみそうだな

「いっその事誰かと付き合えば楽になれるんじゃないかな」とか思えるくらいな感じが継続中だわｗ

マスター！いつもの（コーヒー）くれ！

まあまあ、自棄になるのは仕方ない。でももう少し自分を大事にな。

はいはい、珈琲ね、

寝て起きたら少し回復した
おかげで自棄感も消えたよｗ

あぁ～、この一杯のために仕事してるな

カラオケ行ってきたらすっきりしたｗ

お、少しでも回復したんなら良かったよ、お疲れ。

宮もお疲れ（炬燵に潜り）

なんか吹っ切れたわｗ
体からなんか抜けて軽くなった感じ

ん、今日もなかなかに寒かったな、(　炬燵へ、　)

そうかそうか、まあ、月の中で一段落ついたんならそれでいいと思う。

本当だよな…っと（買ってきた袋あさり、蜜柑取り出し宮へ投げ）

吹っ切るために失恋ソング歌ったってきたｗ

おお、蜜柑。…ありがと、(　蜜柑受け取れば、それ早速剥き、　)

すげえな、それ。珍しい吹っ切れ方。

宮、はい、あーんｗ（自分の剥いた蜜柑から一房取り）

そか？俺歌は聞くのも歌うのも詩書くのも好きだからさ、溜め込んだものを歌って吐き出すの得意なんだよなｗ

え、いや、それは流石に。(　目ぱちくりさせたあとに苦笑して、　)


なるほど、歌うことが何かしらの発散方法になってんのか。

そか？じゃ、俺に食べさせて（近寄り）

そ、物心つく頃から歌好きなのさ

えー…何故そうなる、(　渋々といった様子で相手の口元に一房寄せて、　)

好きなことあんの良いことじゃん。俺歌はそこまで上手くないからなあ。最近カラオケとか行ってない。

ん、ありがとなｗ（小さく口を開け、食べながら）

歌は歌ってたら自然と上手くなるってｗ
それに宮も好きな事あるだろ？サバゲーとかさ