からまつ 2016-09-02 21:41:01 |
通報 |
※パジャ松の生体※
パジャ松は人間から見て中型犬ほどの大きさの着ぐるみを着た不思議な動物です。
いろんな動物の着ぐるみを着ていますが彼らはすべて同じパジャ松という生き物です。
雄の生体しか居らず、にもかかわらず番と結ばれ子をなします。その際に雄側、雌側、に分かれますがパジャ松の動物に寄っては向きや不向きがあるようです。基本的に動きたがりません。常にだらだらします。パジャ松は番にしたい相手が出来ると体力が溢れているときだけ人化します。
また、一度番になると離れないのも特徴的。
※ぱんだ型(おそまつ)
けんかが強く、狩りも得意な肉食型。個体数は割と少なめ。群れのリーダーになりたがり、それになるだけの力も持つ。番を沢山とりたがり、野生のぱんだ型はたくさんの雌型を囲い、貢がせるものが多い。子はだいたい母体の種族になってしまう。番にもランク付けをする。本妻の番に対してだけは貢ぎに行く模様。雌型になるのを嫌う傾向がある。が、流されやすいのか知能の高いパジャ松に騙されて群れを取られることも。言うだけやるだけ番長なところもあるため、番を欲しがりつつも根はシャイな個体も多い。さみしがり。
番になるときは長時間抱き付いてマーキングを施す。本妻になるほどマーキングも長い。
※おおかみ型(からまつ)
恐ろしく狩りが上手く、凶暴な本能をもつ種族。しかし大概の性格は温厚なものが多いため、狩り以外になにかを襲うことは滅多にない。知能が高いはずだが大概は発揮されないポンコツ。本当にオオカミなのか、実は犬型なのではないかと研究者から疑われていた時期もあったとか。主に一人で行動し、群れは持たない。主に巣は作らず渡り歩く。番が出来ると(雄型になれたときのみ)本能にのみ従う。番と二匹だけで行動したがり、番のそばに他のパジャ松を寄せ付けたがらなくなる。行き過ぎた個体は番を閉じこめたり食べてしまうものもいるとか。ちなみに自分が雌型になるという考えが端からない。イヤとかでなく端からない。
番になるときはうなじや首に噛みつき、かみ跡を残す。また、一生に一匹しか作らないため、番が離れていきそうになるとまた閉じこめたりしてしまうとか。
※かえる型(ちょろまつ)
知能が高く自意識を持ったパジャ松。水陸共にいきていける体のために泳ぎも上手い。しめった空気を好む。普段他のパジャ松の前では自意識の高さから見せることこそないが、ひとりになるとけろけろと楽しそうに歌い出す。平和的な見た目と平和そうな生体をしているが肉食型の分類にも含まれる。狩りも出来てしまうし、雌型におさまることも好まない個体が多い。(流されるチョロい個体もいるが。)パジャ松にはめずらしく卵を産む。番が出来ると平穏を求めたがる。平和主義……と見せ掛けて、その平穏を壊す天敵に対してフルボッコにすることもしばしば。番に対して甘やかす個体が多いが、稀に番を虐めてしまう個体もいるとか。
番になるときは長時間てをつなぐ。しかし大概のかえる型は緊張感から知恵熱を出す。
※こうもり型
フルーツバットと言われるこうもりによく似たパジャ松。人間に近く、番をもつと巣をつくりそこで長く暮らす習性を持つ。ひどくさみしがり屋だが大概の個体はパジャ松みしりが激しい。主にトマトジュースか血か肉類を好むが木の実なんかも食べる。パジャ松の血を吸うとその味を覚え、中毒になってしまうため、番に決めたパジャ松の血液しか吸わない。と言うか、吸えない。雄型、雌型共に半々くらいだが総じて雑な扱いを喜ぶ不思議な生命体でもある。羽根もあり、飛べるが長時間の飛行は不可能。体力は低く狩りも不得意。知能はかなり高い。唯でさえよく眠るパジャ松のなかでもかなり眠る。番になるときは前述のとおり血を吸う。
※きりん型(じゅうしまつ)
首が長いがその長さはダミー。大きさで他の天敵を怯えさせて生きているパジャ松。恐ろしく体力があり、動き回ることが大好きな高速のきりん。基本的に番に対してまでたのしいか、やさしいかばかり重視したり、ほかのパジャ松を認めるときは一緒に運動(やきうというきりん型特有のあそび)して相手を認めたりする。知能は恐ろしく低いとさいきんまではいわれていたがあるきりん型のパジャ松が人間の行う株を理解し、株の上昇を読んだケースかがある。ふしぎすぎる。この固体だけ番関連が不明。気づいたら増えている。いつ生ませたいつ生んだ。どっちが雄型で雌型なんだと研究者の首をひねらせるならまだしも、相手の番にまで突然に這い!あかちゃん!とすでに歩ける赤子をどこからかつれてくる。
ちなみに群れの争いのときはおそろしく強い。
番になるときはどんぐりやきのみなど、宝物を渡す。
※うさぎ型(とどまつ)
そのかわいらしい見た目から人気の高いパジャ松。基本的に大人しく無害そうな生体や仕草だが実はドライモンスター。パジャ松を誘惑するフェロモンがあり、雄型になりたがるくせにわざと狩りの出来る種族のパジャ松を雌型になりそうな誘惑をして獲物を捕ってきて貰ううさぎ型が多い。うさぎのくせに肉だってばりばり食べる。あまり番にはなりたがらないために、貢いでこそは貰うもののフリー、といった固体の方が多いらしい。また案外と行動力が高く、知らないところで砂山に登って遊んでいたり。けんかや狩りは不得意だがそれをしなくてすむような処世術がある。番のいるうさぎ型は珍しいとされる。
番になるとフェロモンが消えるとされる。
トピック検索 |