屋敷主 2016-09-01 18:16:14 |
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およそ狩りや採集…ピクニックには似合わないだろう、陽の光が差さない暗く深い森。
しばらく進むと、シン、と耳が痛くなるほど静かな、風のさざめきも、鳥や虫の声もない場所がある。
時の止まった場所、と言われるその場所を抜けると、段々と木の間隔が広くなり、日が差し込むと共に、鐘の音が聞こえてくるだろう。その音を頼りに進めば古ぼけた教会へ辿り着く。
それから、その教会の裏側の細道を進むと、澄んだ泉が見えてくるから、その手前の道を右に曲がってまた真っ直ぐ。…ほら、大きな御屋敷が見えてきた。
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ようこそ、いらっしゃいました。( ふふ、 / 振り返り )
こんな格好でのお迎えで申し訳ございません。使用人が私しか居ないもので…( 箒にエプロン、三角巾 )
どうぞ、こちらへ…ここまで来るのは大変だったでしょう?( ゆるり、首傾げ )
主人は以前、余り人を好まなかったのです。だから…あ、そう言えばご用件をお伺いしていませんでしたわ。( はっ、 )
いけませんね、久しぶりのお客様に舞い上がっているようです。( はにかみ )
ご依頼、ご相談はこの先へ。…特になくとも、主人は暇をしていますから、きっと話し相手になってくださいますわ。どうぞ、休んでからお帰りください。( 屋敷の扉オープン / ふわり、姿を消して )
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