匿名さん 2016-08-30 23:37:49 |
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§ 珠紀
…あ。おはよう、拓磨っ!
(そろそろくる時間だと、壁に掛けてある時計を見上げた時からからと開くドアの音。弾けたようにそっちに目線を向ければ、一瞬驚いた表情をしながらも直ぐに緩めて挨拶をしてくれる彼の姿が有り。嬉しくてたまらない、そんな溢れ出しそうな気持ちを顔に出して、笑顔を浮かべて返し。先に外の方でてた後ろ姿を見つめ、少し顔を振りかえれば少女に向けて、いってきます、と告げた後彼を追いかけるべく家を後にして。後ろ手でドアを閉めると聞こえてきた茶化すような声に、少し不満げに唇を尖らせ、「…だって。いつもより長く拓磨と一緒にいられるんだって思ったら待ちきれなくって」途中恥ずかしくなって斜め下に目線を伏せ。けれど、相手の反応が気になるのかちらちらと視線を寄せて。)
§ アレン
でも、僕としてはこういう時には話してたほうが落ち着くんです。…あ、でもリナリーが嫌ならいいんです。
(自分が話しかけた意図をあっさりと見破り、しまいには気遣うどころか気遣われてしまったことにカッコ悪いなぁ、と内心苦笑いを浮かべて。自分としては、話していたほうが気分が紛れて多少緊張がなくなるのだが、他の人がそうだとは限らないことに気づいては、付け加えるように告げ。「…それでも、僕はそんなリナリーがすごいと思います。」誤魔化して、話題転換を図る彼女の言葉を無視して、ぽつりと自分の思いを打ち明けて。謙遜するような、そうでもないようなそんな言葉を告げる彼女だけれど、事実、自分を含め、教団のメンバーは元気をもらって。対して、まだ自分は新人だし、大して役になっていない気もして、「それなのに、僕と来たら…。男性の方がしっかりしなきゃいけないのに、まだまだですね」あはは、と軽く笑いながらも少々自己嫌悪に陥り。)
(/ 何てお優しい…っ、つくづく、貴方様が主様でよかったと感激しております…っ。
私も、できる限り早く返せるように努力いたしますので、これからもお付き合いしていただけたらと思います!。)
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