藤の間◆ﾛﾙ/ｷｬﾗ練

[五十鈴一久／STORM LOVER 2nd]

ありえない…ｱｲﾂ一体何やってんの？
(恋人と約束した待ち合わせ時刻を10分程過ぎた頃、一分毎に苛立ちが募り既に足が定期的なﾘｽﾞﾑを刻む様になってしまう。ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ、何度となくその音を重ねる度に唇はへの字に眉は苛立ちを表し吊り上がってくる。最後には組んだ腕の先、人差し指で迄も定期的なﾘｽﾞﾑを奏で始めれば小さく呟く様に苛立ちを吐き出し。少しばかり長めに溜め息を吐き出すと苛立ちと同じ様に募り続けていた不安と心配が苛立ちを上回る、不安からか負の想像ばかりが膨れ上がり僅か顔を青ざめさせて辺りをｷｮﾛｷｮﾛと隈無く見回し。ふと目に留まった可愛らしい彼女の姿にﾎｯと胸を撫で下ろしたのも束の間、彼女の隣を歩く幼い少女に視線が移る。思わず目を擦りもう一度見直してみるも彼女に手を引かれ其処に居るのは僅か3～4歳といった少女の姿、何やら大きな声を出しながら必死に辺りを見回す彼女の姿に漸く来ない理由を見出だせば少し唇尖らせて彼女と少女へと向け歩み寄って行き。未だ此方に気付かない彼女の代わりに少女が己へと気付き不思議そうに首を傾げる、しゃがみ込み少女の頭にﾎﾟﾝと手を乗せると「よし、お兄ちゃんもﾏﾏを探すの手伝ってやる。ｵﾏｴ、名前は？」何時もとは違い、和らげた声音で話し掛けると少し戸惑うもﾞあかり"そう小さな声が聞こえれば彼女の隣に移動し「迷子のお母さーん！あかりちゃんのお母さん居ませんかー！？」口元に両手を添えるとｱｲﾄﾞﾙ故の声量で呼び掛けて。)

(/長文で書きたくて…理由はそれだけで一久君使ってゴメンナサイ！！)