八咫鴉 2016-08-27 17:34:53 |
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(最後に巫女を見掛けたのはいつだったか、残暑とは言えまだ暑い日差しの中布団に入る姿の頼りなさ、こけた頬が若かりしあの日を思い出させて一層と胸を痛ませる。それを見るのが嫌で、結局は楽な逃げる道を選択し心僅かと罪悪感を薄める為に宵宵生まれる妖を食らうばかり、今夜とて、天狗下駄をカラコロと鳴らして飾り紐を揺らし妖が力を大きくするその前に喰らい尽くして来た帰り道。あの坊ちゃんは今は何処にて生きているのかと雲に揺れ霞むまん丸の月を見上げふと思う。殿舎に戻れば泡沫の夢、瞼を落とし自由に浸る。幾つかの時間をそこで捨て置き、賑わう声と懐かしき香りに瞼を上げ、喉の奥をゴクリと鳴らす。黒い羽織を首元で固定し腕を通してその匂いの元を辿り姿を表して、驚きのない想定していた姿がそこにあれば一瞬程悔しみか哀れみか、悲しみか、混じる感情に表情を歪めて俯かせ。直ぐに面を上げればその顔には人当たりのいい笑みを浮かばせ「よく来たな巫女殿。あぁ、まだ巫女のなりぞこないか。」からから、笑い声を挙げながら意地悪を一つ、近づくにつれ浴びるほどの懐かしさに押し潰されそうになりながら、成長したその姿を瞳に写し「巫女殿に寄り添うか、その命を頂くか、何方にせよ長い付き合いになるだろう。八咫烏がこの俺だ」背の羽を大きく広げては大雑把な説明しか受けていないだろう彼へ自身の存在を告げ)
(/そう言って頂けて安心しました!もちろんです。分かりかねる所が有ればお気軽にお申し付けくださいませ!
それではキャラを出してみますが、絡みづらければ出し直しますので…!)
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