綿菓子 2016-08-14 23:57:17 |
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涼介さん大丈夫!?
(漸く朝食を食べ終え手を合わせた刹那、突然聞こえた陶器が落下するような音に慌てて立ち上がりキッチンへ向かい。しかし皿が割れた痕跡は無く相手も怪我はしていないようだと分かると安堵に胸を撫で下ろし、一度リビングへ戻って重ねた食器を手に相手の隣に立ち。こうして相手が本当に家事に向いていないのだと実感する度にどうしようもない庇護欲と己の存在意義を見出しているのは確かで、不謹慎だと分かっていながら今この瞬間も例外で無く。相手の手からするりとスポンジを抜き取りながら「良いんだよ。その代わり涼介さんは他の人にはできない事ができるでしょ。…それに、涼介さんが家事できたら俺が此処に居る意味無くなっちゃうよ」と眉を下げて笑みを浮かべ作業を引き継いで食器を洗い始め)
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