……真冬。 (唇逃さぬように繰り返し求めてより深く重なり合いたいと舌を伸ばしかけた矢先、ほんの少しではあるものの離れた距離に寂しそうに眉下げて。名を欲しがる願いを聞けば愛しさだけが募り、数秒の間を置いてから艶っぽい声で応えて。滑らかな肌から離せずにいる手は腰に添えたまま熱い視線絡ませ「舌出せ」と軽い口づけの合間に呟き)