後でやる。 (目の前の青年と比べしまえば、仕事なんて優先順位的には低く。思惑通り膝の上に乗ってくれた彼の体重と温もりによって満たされていく心の鼓動が自然と早まり、頬は好きに触らせながら己の両手を背後に回して抱きしめて。裾から忍ばせた指先で腰をそっと撫でては「今はお前に“邪魔”されたい気分なんだ」と最早頭の中は彼でいっぱいらしく溢れ出る欲望のままに囁きかけて)