綿菓子 2016-08-14 23:57:17 |
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(目覚めたのは朝とも昼とも言えない十時半という微妙な時間帯、携帯で時間を確認すると隣に温もりがないことを酷く寂しく感じ。今までにないくらいに身体が軋んで骨に響き、やっとの思いで起き上がれば眼鏡をつけてのろのろと服を着て。既に寝室に彼が居た形跡はなく、そのままリビングの扉の前まで行くと覚悟を決めていつもより重く感じる扉を開き。彼が居ても居なくても覚悟は決まっているのか、ゆっくり室内に足を踏み入れては伏せていた顔を上げ前を見据えて)
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