──お前のこと。 (一つまた一つとボタン外していくと見えてきた胸元に気まぐれにキスを落とし、突然の質問に嘘はつけず本心で答え。今日で最後、今日が最後…何度も何度も自分に言い聞かせては「最後、だからこそだろ。嫌われたとしても…俺を忘れられなくしてやる」と見せかけだけの強がり並べ、やがて衣服全て取っ払った彼の美しい身体記憶に残すために上から下まで視線を流し)