今日は此処に居ろって言ったはずだ。 (取り乱した様子もなく返されたのは淡々とした言葉で、己の存在なんてそれくらいのものだろうと予想していたが現実となると胸がズキズキ痛み。咄嗟にベッドでの話題を引き止める理由として引っ張り出せば、彼を抱く両腕に力を込めて。今日が最後ならせめて彼の存在を色濃く記憶に残したい、切なさと苦しさの中で懇願する様に項に唇寄せると痕を残すつもりできつく吸い付き)