YUKI 2016-08-06 20:01:21 |
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自宅からの距離はそれほど離れていないはずなのに、ずいぶんと体力を使った気がする。
おそらく気のせいではないだろう。
「すいません、聞きたい事があるんですけど」
四季は封筒を取り出し、魔族課の担当受付のお兄さんに聞いてみた。
「成人の儀と魔獣登録についての手紙がそちらから届きまして」
そう言い四季は封筒の中の手紙を取り出し、差し出してみた。
目の前のお兄さんは、四季の話を聞きながら手紙を見る。
「わかりました、では必要な書類を用意しますので少しお待ちください」
必要な書類とはどういうものなのだろう。
登録書とかだろうか。
とりあえず、数歩後ろにあるベンチに腰を下ろし、待つしかないのであろう。
四季は魔族課の窓口を見つめ数分ほど待つことになった。
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