月 2016-08-05 23:20:23 |
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しかし神田には関係のない事だし、ハロウィンに興味もない。
神田の態度に何かを察したらしいラビは、唐突に神田との距離を詰める。
「おい、何のつもりだ」
迫るラビに対して一歩後退する神田の背には、もう壁が近い。
「お菓子がないなら、イタズラするしかないだろ?」
ニヤつくラビに苛立ちを覚えた神田は、ラビの鳩尾を拳で殴る。
「いきなり殴るなんて酷いさ」
力加減はしたが、それなりにダメージはあったようだ。
「気色の悪い顔をするお前が悪い」
視線を逸らす神田の顔を見つめ、ラビはわざとらしくため息をつく。
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