月 2016-08-05 23:20:23 |
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神田の指先の動きを制止させようとアレン自身の手を近づけるが、その手は神田の左手にそっと遮られてしまう。
しかし、アレンが抵抗を阻まれてしまったのは神田の左手のせいだけではなかった。
「…ぁ…っん…」
アレンの首筋に、ショコラのように甘い口付けが降る。
吐息を含ませ、優しく舞う口付けはその記念日にふさわしく思えるものであった。
その間もアレンの上着の止め具は外され、確実に神田の手でアレンは脱がされていく。
その間の首筋、耳元、瞼に降る口付けは、一秒毎にアレンを溶かしていった。
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