匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(これほどまでに自分に依存してくれている。それは重々承知だが、相手の心の奥の本当の願いはわかっていなくて、だからこそこれだけの気持ちで充分だろうと油断しており、顔を上げながら驚く相手が堕ちる手伝いをしてくれるといったような言葉を述べれば震える相手の指先は寒さ故か、それとも換気のためか、それさえ分からずにこちらを堕とすためにはなんだって捨てる。なんでも言うことを聞くと言えばなんとしてでもこちらのことを堕とすつもりのようで。こちらのためになんでも捨てる。それは人間的に危うい考えで、自分の教育上「ダメだ」と言うべきなのに、なぜか言うことができず「あぁ、お前は俺のものだ。だからなんでも命令してやる…!」と相手の最後の一言。「命令してください」の言葉に興奮を覚えれば相手をキツく抱きしめて耳元で囁いて。どうやら相手は反論しようとしていたが、そんなのは御構い無しに唇を塞いで。その瞬間反射的にこちらの舌に絡めてくればもはや無意識なのではないかと思ってしまい。突然始まった2人の時間だが、急にしてはいつもより濃厚なものとなっていて、それは相手を暖めるため。それを理由にしては自分のために、自己満足のために。こちらも時間に溺れていけば、目を覚ました時にはもう夕方で、お互い生まれたままの姿で抱き合っており)
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