匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(一方的に断言したとはいえ、結局は無理をしていたため許可を貰えると結局安心してしまい。気が緩んだことでようやくゆっくりお湯に足をつけ、食事の時と同じく相手の向かいにちゃぷんと座れば気持ちの良い温度よりも目の前に見える相手の顔に表情が綻んで。今度は腕ではなく抱えた膝で体を隠し続けていたが、相手の口からため息のように零れた言葉にちらりとその瞳を見上げては「…本当ですか?」疑うわけではないけれど、自分で見ても酷いとわかる傷を褒められては瞳に困惑の色が浮かび。しかし本当にこんな体で相手の心を満たすことが出来ているのなら、と「…なら、もっと見てください。こんな傷で喜んでいただけるなら…嬉しいです」畳んでいた足を伸ばすようにして退け、少し緊張しながら痣のひとつを無意識に撫で)
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