松野一松 2016-07-17 16:38:39 |
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〉カラ松
~~っ!…はっ、…はあっ………居た……。……っ……クソ松…てめぇ、……。(湿り気を帯びた空気の中、今にも降り出してきそうなひどく心地の悪い空気を吸い込みながら幾分か前に粗大ごみの回収品から盗んできた斧を片手に街の中を走り回るのは肺が重苦しく、運動不足の体には堪えるようで呼吸を荒げながらもただひたすらに数時間前にはぐれてしまった兄、もとい恋人を必死の眼で捜し回っており。頭の中にはすっかり他の兄弟に見付かることも自分の身の危険も忘れ、どうしよう。あってはならない失態をしてしまった。はぐれてしまった以上二人がかりに狙われたらあいつでもただじゃ済まない。早く見つけ出さなくちゃとそれだけが巡っており、ふと耳に流れ込んできた聞き覚えのある子猫の声にぴたり足を止めては俺の猫だ、俺の猫が甘える相手は大方見覚え有る人間だ。うちによく来てたから家族の内の誰かだ。そう思い路地裏へと入り鳴き声をたどってはやっと見えた背中に思わず脱力しがちゃりと斧も地面へ落としてから顔を伏せたままつかつかと相手へ歩み寄ればいつものように胸ぐらをひっつかもうと手を伸ばし。しかしこの狂った状況下と相手を無事見つけた安堵とでいっぱいいっぱいなのか眉間に皺はなくただ力の抜けた表情をしており)……怪我、ねぇだろうな…?
【初めまして、対応が遅くなり申し訳ありません!参加希望、そしてプロフィールの提出作業、誠に有り難うございます。拝見させていただきましたところ不備御座いませんでした、こちらしっかりと受理させていただきます。しっかりと表記せず申し訳ありません!CPの左右に関しまして参加者様皆様にゆだねたく思っておりまして、あえて固定はしないつもりです。展開や個人個人のキャラクターの癖に合わせて楽しんでいただければ幸いと思っております…!】
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