白楼 2016-06-25 12:44:44 |
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「凛々蝶ちゃんと、カルタちゃんの猫耳……、他の野郎のことはどうでも良いけど。そうね、やりましょう」
少し考えを浮かべ、雑誌を閉じながら野ばらも参加の意志を示す。
「なっ、俺とカルタは参加しないからな!な、カルタ」
意地でも参加したくないとより早足でサロンから出ようとする中、さっきまで隣にいたはずのカルタが隣にいないことに気づくと、渡狸はカルタの行方を目で探す。
そして見つけた先には、野ばらに餌付けされているカルタがいた。
「カルタちゃんも一緒にゲームしましょう?みんなでやればきっと楽しいわよ」
野ばらからの賄賂と楽しいという言葉にカルタの心も動き、「渡狸…渡狸も一緒なら…」と渡狸の方を見つめ、遊びたいオーラを出す。
「…っ、分かった」
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