傭兵 2016-06-11 18:21:18 |
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合ってる?よかった!やろうと思えば俺にも出来るじゃん、さっすが!天才!投げたフリスビーを取って戻ってきた犬を褒める時みたいな……いやそれだと普通に褒めるか…。曲じゃなくてユニットだよ、それも結構前のな。…あー!あれか!やっぱりあれだけ歌ってたら覚えてるもんなんだな。
(先程までの不安は何処へやら、相手からのお墨付きを貰った事で自信を取り戻したのか更に得意気になり両腕を挙げて喜びながら自身を褒め称え。きちんと伝わるように適切な例を考え始めたのは良いものの、一度迷走すると中々抜け出せずにうんうん唸りながら何度も首を傾げ。Wham!について一つ一つ教えた後に相手の歌声へ耳を傾ければ、何処か聞き覚えのある曲。記憶を辿って行く内に彼の一ファンとして情報を探っていた時に聞いた曲だと合点がいけばけらけらと笑って。「確かに!あの喧嘩に比べりゃ俺と仲良くなるくらいちょっとした不具合みたいなもんだよな、きっと。」卑屈に考え過ぎるのも却って相手に悪いかと意見を改めると、少しばかりではあるが英雄と友好関係を築く事に対し前向きに捉え。口元だけとは言えど醜い素肌を大勢の前で晒し続けるのは抵抗があるのか、はたまた癖になっているだけなのか、水で喉を潤すと直ぐにマスクを顎下まで下げ「はいはい、悪かった悪かった。でも綺麗な子にナンパとかは無理だろ?」と平謝りをしながら質の悪い質問を投げ掛ければ屋外のベンチで休む綺麗なブロンドヘアの女性を指差し。)
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