寝言 2016-06-11 13:18:10 |
通報 |
まさか、あんな穴だらけの個人的な意見に質問が来るとは思っていなかったので、少し驚いていますが、質問を頂いたので答えさせて頂きます。
人間の言う平等という概念と、またそれの相反する場所に位置する不平等という概念が、まず曖昧であるのは上記にも書いた通り、一人一人の価値観が異なる点から非常に曖昧なものであると考えられます。
そして、どろろんさんの問いかけに対してですが、人間の作り出した不平等というものは富永さんの言った通り、お金であり、才能であり、つまりこの世界にある全て、でもあります。しかし、それと同時に、それら全てではない、ということにもなります。格差 = 不平等ではないのも事実なので。
今の答え、それから上記に書かれたものを見て、なら、人はなぜ不平等なのか、すべてではないなら何で不平等が生じるのか、と問う人も居るでしょう。しかし、答えなんて出せるはずがないのです。今の人間にその答えを出せるような頭のよさは有りません。「そんなの◯◯だからに決まってんだろ」とさも知った口を叩く人間はいくらでもいるんでしょうけど。
人はなぜ不平等なのか?不平等なものだからです。としか答えようがない。もちろんそんな虚しい同語反復になんの意味もあるはずがないのです。
問題は「なぜ?」ということをいかに問おうとそれにどう答えようと、多分「人は不平等なものである」という事実は1ミリも揺るがないしどうにもできないということ。でも、それがわかっていても「だからそれはなんでなんだよ!」と問うことをやめられない生産性0のしょうもない人間も世の中にはいるでしょう。
人間が不平等を作り出したのにも理由が有るのです。此処に来ている人のなかには人間は平等であるべきだ!という考えを持つ人が大半であるだろうと思います。そんなことは不可能であると思いつつも。
人間は全て同じ型に流し込んで作られるものではありません。一つ一つが手作りであるために、多少の誤差、差異は生まれます。足の早さ、情報処理能力等々、そういったものです。それらをすべて均一にし、この世界にいる人間の全てを同じにしたとします。そんな不平等が存在しない世界になったら、人間は何を望むでしょうか。不平等です。個性を、不平等を望むようになります。自分は彼奴よりも優れているんだよ、と言うようになり、差別しろと望むようになる。それは歴史をきちんと学んでいる人は理解しているでしょう。
質問の他にも補足のようなものを書かせて頂きましたが、分かりにくいかもしれません。その時は申し訳無いですが、再度質問するなり何なりしてくださると答えやすいです。
トピック検索 |