xxx 2016-05-20 12:45:36 |
通報 |
>
(祭りの少し前、相手に睡眠薬を飲ませる期を伺うも男の存在がそれを阻み、とうとう祭りを迎えてしまっては、能力を開放し町衆に晒される相手を苦い想いで見る。
こうなったら祭りの後半だけでも眠らせ、男の機嫌を損ねさせることで相手から遠ざけさせようと目論んでいたところ、当然壇上に上がってきた少女が与えた飴により苦しみだす相手に何事かと焦り。
飴に細工があるのは確か。相手の変貌に涙する少女にできるだけ優しく飴をどうしたか問えば『黒のおじさんがくれたの。狼さん喜ぶって言ってたもん』と。
その言葉に少女の頭を撫でながら混乱する町衆の奥に目をやっては、丁度組織の男達が路地裏に身を隠すところ。
その口元に浮かぶ不敵な笑みに状況を悟ると焦る気持ちを抑えて少女にその場から離れるように言い母親の胸に飛び込んでいくのを確認してから、相手と取引主の方を向き。
苦しげな相手を『どうしたんだ。落ち着け』と手綱を引っ張るだけの取引主。
加えて町衆に『あ、あんたそんな化物を祭りの日に出してどういうつもりだ!』『いくら裕福だからって…_』と責められ狼狽えるばかりの様にギリッと奥歯を噛み締めては、無礼など構いなく男から手綱を乱暴にひったくると相手に近付き嫌がるのを無理矢理肩に担ぎ上げて壇上を降り立ち男を一瞥して。
「こっちは何とかするから、そっちは自分で何とかしろ」
(飾った口調を使う余裕もなく告げては、未だに混乱する町衆の声を背になるべく人気ないところを探して。
(微かに祭りの音が聞こえる人気のない路地、相手の背を壁にもたせ掛けるように座らせては、状態を見るため相手の両頬を包んで顔を固定しぐっと顔を近づけ瞳を見て。
未だに身体は震え焦点も合っておらず、自分のことを認識しているかも危うい様に険しい表情をしては、手持ちの睡眠薬を使うかと考えるがそれでは中和できないまま眠らせることになり逆に危険。
かと言って中和薬も持ち合わせておらず、少々荒療治になるが致し方ないと元々睡眠薬と混ぜて飲ませるつもりだった竹筒に入った普通の水を相手の口元へ持っていき、無理矢理一気に飲ませ。
「少し苦しいが我慢しろよ。すぐ楽になるから」
(優しく声をかけつつ、抵抗されては困るため力尽くで相手の頭を押さえつけ低く下げさせるともう一方の手を相手の口元へ近づけ、牙が当たるのも厭わず口内に指を入れては体内にはいった薬を水と一緒に外へ出すのを促して。
トピック検索 |