xxx 2016-05-20 12:45:36 |
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( やはり女教師を逃がしたのは自分の責任等と言われては次の依頼を断る訳にも行かず、夜、依頼内容の書かれた髪をやや苛立たしげに渡されれば面倒臭そうにそれを受け取る。
新しい取引先が見付かった様で、今日はその取引先との取り引きを完了させるという仕事。
ならこちら組織の一番のリーダー格であるお前が行くべきだろうに等と思うもそんな事口にした所で今回は女教師との一件がある。
紙を受け取るなりさっさと行こうとするも呼び止められては『その身なりで行くつもりか』と。
強引に正装にされ、愛想と言葉遣い等に気を付け気に入って貰える様にしろと命じられては聞いてるのか聞いてないのか分からぬ様な態度で拠点を後にして。
( 訪れたのは町外れの豪邸、客間の奥の大きな椅子に腰掛ける取引主は自分を物珍しげに見詰めては『随分若い餓鬼が来たものだ』と。
「組織の命により本日は私が仰せつかりました」
『ほう、その理由は』
( 一言話しただけでもやはり猫被るのは面倒、どうせいつかボロが出る様なら最初から猫被る必要なんぞないかと判断しては白い鞘の刀を出す。
「さぁ、俺は組織の考えなんぞ知らねぇから理由は知らねぇな。ただ俺も組織の犬、組織が命じるならあんたとの取り引き完了させなきゃだし…」
( 刀をだしたままそのまま無表情で取引主を見詰めては「あんたの犬にもなるぞ」と。
刀を咥えそのまま能力を解放しては銀毛の狼へと姿を変える。
周りの召使や護衛などが銃を向ける中、取引主の男が『おお………なんと………』と驚きの声をあげこちらへ歩み寄る最中、他の召使の者がノックと共に部屋へと訪れては何故かその召使の背後には相手の姿があり。
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