匿名さん 2016-05-12 23:16:13 |
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暗い森の中、火の灯ったランプを片手に下げている一人の女があまり道とも呼べない草花が生えた道を歩いている。冷たい夜風が色白い頬を撫で、長く真っ直ぐな黒髪をなびかせた。何故こんな時間に、森に女がいるのだろうか。
それはこの場所にいつからあるのか、誰が作ったのか分からない一つの少女の姿をした石像がよく晴れた満月の夜。石像から人間その物の身体へと変化し、美しくもどこか儚げな歌声を響かせるといった噂話を聞きつけたため単なる好奇心旺盛な性格から、実際に確かめてみようと行動に移したからである。どうやら、行動力は割とあるらしい。
緊張と興奮などの感情が混ざり合い、まるでそれが表れているかのように足取りは少し忙しなくせかせかとした動きだ。そして、心臓の動きも普段と比べて早い。「この先に噂の石像があるのね…。一体、どんな感じなのかしら」そう呟くと期待を胸に抱き、目的地へ順調に近付いている。
出だしを書かせてもらいました。語彙力と文章構成がなってないので、拙い文章ですみません。でも書いちゃいました。因みに文をくっ付けてないのはワザとです。取り敢えず、なんかファンタジーな世界観という設定です。
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