藤村伊織 2016-05-07 12:59:57 |
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だーから勝手に行くんじゃねぇよ、カブキ。(負けじと対抗してくる昴をからかっていると、呆れ果てたのか一人先に向かう相手。背後から声を投げた後、相手を追う昴に続いて自分のペースで歩き始め。最近小生意気な口をきくようになって来た昴に腹が立つのは言うまでもないが、なかなか自分の思い通りにならない相手にもまた違った意味で苛々させられる。その感情が示すものが未だはっきりしないものの、可愛いげがない彼が妙に気になるのは確かで。何となく釈然としない気持ちのまま帰宅すると、取材の下見が長引いているのか響也や蒼星が忙しそうに対応しており。普段ならば既に夕食準備に取り掛かっていてもいい時間。いつものように蒼星に頼っていたらいつ夕食にありつけるかわからない。それならいっそ手透きの者で先に準備を進めていてはどうだろうか。空腹感を覚えて来た事もあり、普段なら面倒でしかない考えが浮かぶ。買って来たデザートを冷蔵庫にしまいながら相手に意見を求めてみて)
なぁ、夕食どうすんだよ。この調子、ジュニアもメガネもアテにならねぇぞ。
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