骸 2016-04-08 23:42:33 ID:a579d8c6e |
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「止めに来た?相変わらず君は偽善者ぶるね、自分だって人を殺した癖に」
僕は煽るようにニタァと笑いながら彼に告げた。
彼は睨む。
まるで、「その話はするな」と言いたそうな感じでね。
嗚呼邪魔だな。
なんで彼は来るんだろう。
「俺は殺したくて殺した訳じゃあないんだ。たまたま、たまたま、なんだよ。」
骸は何処か寂しそうに言った。
彼は泣いていた。
いや、泣いてない。
「なーんてな、あいつは自分で死んじゃたんだ。」
彼は殺人鬼らしい笑みを浮かべた。
殺人鬼じゃないけど。
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