骸 2016-04-08 23:42:33 ID:a579d8c6e |
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【声違いの先輩と後輩の俺】
「……………平和だな」
平和すぎて暇だ。
眠くはないが寝たい。
あそこの木の下で休憩しよう。
レムレス「……………何処行くんだい?」
「…………別に」
なんで毎日の様に先輩と会うんだ?
口元は笑ってるが目が死んでる。
レムレス「先輩に対して酷くない?」
「そんな性格でしたっけ………」
レムレス「君のせいかもしれないね。」
やはり俺がいけないんだ。
俺のせいで性格が___歪んでしまった。
「……………」
レムレス「………………一緒に色んな事してくれるだろ?」
「…………色んな事ってなんですか?」
レムレス「やれば分かるよ」
先輩は俺の耳元で言ってくる。
俺ははいと言ってしまった。
なんで先輩の頼みを聞いてしまうんだろうか。
休憩しようと思っていた木の下に連れていかれて、
_________ドサッ_______________
「!?」
レムレス「その表情たまらないね……先輩の僕の言うことはちゃんと聞かないと痛い目に遇うから………言いたいこと分かるよね?」
「…………はい」
前までの先輩が良かった。
こんな歪んでなかったはずだ。
服に手をかけられた。
「っ………やめろ……下さい」
レムレス「嫌だ」
「………………お願いです」
レムレス「誰が君の言うことを聞くとでも思うんだい?」
最悪だ。
帰りたい。
服に手をかける事態が変だ。
くすぐったいし、変な気持ちになる。
このままではヤバイと思い呪文を唱えた。
「ごめんなさい……先輩………ダークナイト」
レムレス「君も甘いね」
先輩には効かなかった。
彗星の魔導師に敵うはずないんだ。
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