風人 2016-04-04 04:41:02 |
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集英社の村上もとかさん『JIN-仁-』の小説を久しぶりに読むと人助けとはいえ歴史をを南方先生ははじめは知らないままを含めて変えながら徐々に自覚していく。
いくら患者を救うためとはいえ江戸時代の風習や慣習といった当時の世俗に触れながら治療や患者を救うためにはそれらとも戦わないとならない。
海堂尊先生の『桜宮サーガ』シリーズもAi普及のために解剖医、官僚などと戦うことで彼らの常識を覆さないとならない。
『JIN』の南方先生は勝海舟が個人的な好奇心や彼が担うであろう役割を本能的に察知しながら幕府の名目でも守っている。
坂本龍馬は当初は疑いながらもなんだかんだ南方先生の実力を認めてゆく。
『JIN-仁-』を読むと壮大な歴史ロマンもあるけど咲さんが南方先生の力になっていきながら淡い恋心を描くのもまたいい。
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