風人 2016-04-04 04:41:02 |
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『どれみ』の小説のなかであいちゃんが状況によって大人だったり子ども扱いされて悩むのを愚痴にこぼす場面ある。
さりげないけど現実感ある場面のひとつ。
要所要所で小説『どれみ』は高校生をしながらかつての思い出や同級生に触れたりしながら進路調査などほんの一枚の用紙を手渡されたことで大人や社会を意識する。
16、17というむずかしい年頃は人生のなかで楽しい時期でもあるけど普通なことや恋愛、友情、人間関係、進路など徐々に物事や社会が見えてきて悩む。
小説『おジャ魔女どれみ』はテレビシリーズほど魔法を使うことは少ないように思うのは彼女たちが高校生という大人になりかけだからでしょう。
一年間のなかで時に失敗したり悩んだりさらっと一巻に学校裏サイトの描写があったのはリアルな現実と思うと同時に怖い現実を突きつけるんだなと思った。
だけど学校や社会にせよ目に見えない現実はつねに存在する。
そこでどうしたら前に進めるかを考えて悩み葛藤する。
相手を許せるかどうかと悩むこともある。
『どれみ』はそういう意味でも等身大の人間や日常を書いている。
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