風人 2016-04-04 04:41:02 |
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小説『おジャ魔女どれみ』一巻から読むとすんなり内容入る。
高校生になったどれみちゃんたちの同窓会、高校になって新しい担任との出会い、アメリカに行ったももちゃん、音信不通になったおんぷちゃん。
どれみちゃんは小竹くんとのすれちがい。
ラノベだけど普通の小説より場面の切り替えが早い。アニメを見ているみたいに声優さんの脳内 再生しながら場面をイメージできる。
だけどそこは『おジャ魔女』かならず現実の社会の壁をつくりどれみちゃんたちが時に現実的に、時に魔法を使いながら乗り越えてゆく。
どれみちゃんたちが高校生になって再び魔女見習いになった経緯がまた丁寧に書かれている。
女王さまやマジョリカ、ララたち魔女界はどれみちゃんたちのテレビシリーズで魔女界への貢献を認めながらも彼女たちが自分たちで魔法について背筋を伸ばして律してることに成長がうかがえる。
魔法にペナルティをつけることでかつて魔女ガエルになる戒めとおなじように自らを律するなんてなかなかできないこと。
どれみちゃんは一見だらしないけど根っこはいい子。小説内では高校生なので“子”ではなく“いいひと”でしょうか。
高校生の頃は直にそう思わなかったけど大人になると表現がむずかしい年齢かもしれないですね。
『どれみ』に限らず中高生を主人公やヒロインに据えた物語はあおくさいところもあるけど共感もする。
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