風人 2016-04-04 04:41:02 |
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小説『天空の城ラピュタ』、ラピュタを守る“竜の巣”に遭遇するところはひとつのクライマックスな場面。
この場面の前にシータが「ラピュタが見つからなければいい」といままで隠してた本心をパズーに告白する。
だけど「飛行技術が進歩してるからいつかはラピュタが見つかってしまう」と言うパズー。
すでにゴリアテの存在がそれをあらわしてるから皮肉なもの。仮にゴリアテや将軍、ムスカたちを退いてもまた次の誰かが出てくることを示唆する。
“竜の巣”を前にしてるパズーはドーラ一家の力を借りてるのはやむをえないけどそれでも少しずつ少年から男になろうとしている成長の兆しや片鱗。
だけどこの成長の兆しや片鱗は現実はむずかしい。
殻を破るのはたいへんな世の中。
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