風人 2016-04-04 04:41:02 |
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小説『サイボーグ009 完結編』のジェロニモと張々湖のふたつの章は若干の差異はあるにせよ文明社会から遠く書かれている。
ジェロニモは南米で彼なり少数部族の誇りを持ち自然と共に生きるナチュラルマンとしての生き方、かたや張々湖はひょんなことから中国からチベットに足を向け山に入りここで民族対立や宗教対立など人同士の争いを垣間見ながら自らが求める食の探検をしていく。
小説表現としていえば『009』は各々の章はバラエティに富んでるから一定してない。
張々湖の章もそれが特徴的に表現されている。
ただ再読したら00サイボーグたちは“神”と呼ばれる者たちに導かれて相対するように物語が進行している。
神の側からのコンタクトや“試し”とも……。
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