風人 2016-04-04 04:41:02 |
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小説『仮面ライダー響鬼』、小説ならではの物語。
江戸時代で天下泰平となった時代を背景にし武士と朝廷の対立、家康と初代服部半蔵、鬼となった響鬼の生き方、嵐ことハヤテの出会いそしてヒビキとハヤテの過去。
非仮面ライダーである『変身忍者嵐』の共演というのは大きい。もともと『響鬼』が“仮面ライダー”を為さない企画だったことからの起因でしょうね。
三代目服部半蔵の野望は赦しがたい。ラストに蝕鬼(しょっき)となる半蔵。
しかし悪は滅びない、また受け継がれて現代社会でショッカーとしてよみがえる。
昭和時代の『仮面ライダー』に継承され“仮面ライダー”という男に受け継がれ正義の魂も継承されてゆく。
蝕鬼(しょっき)からショッカーという連想(?)は興味深いところ。
『鎧武』の小説でも他の平成仮面ライダーに触れらていたけど『響鬼』は昭和時代の仮面ライダー・本郷猛に回帰する。
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