風人 2016-04-04 04:41:02 |
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小説 横山光輝原作『マーズ』。
マーズは本編では記憶が欠落してるがもし記憶があった状態ならいかなる人格だったか。
監視人六人はとかくマーズに決断を促すように向かってくる。物語ではマーズが地球爆破をするだろうと彼らは決めつけている。
もしマーズが記憶喪失でない状態だとしてもコンタクトをして本編のように物語は進んだと思う。
ある程度秋の島新島の情報が早く入った可能性はあるかもしれないが憶測の域。
仮に状況を早く飲み込めても対応如何による。
小説では大垣によるスーパーコンピューターによる解析である程度は島にあった水晶体により異星人の意図が明らかになる。
異星人本体や監視人とはコミュニケーションが取れないのも致命的。
『マーズ』は後手後手によるコミュニケーションしか取れない。監視人もFBIなどの追跡をまぬがれる。
もしマーズが記憶のあった状態ならある程度はいくぶんスムーズに進み異星人の意図が読み取れたとは思う。
だけどそれでも地球爆破が実際まぬがれたかは疑問。
愚かな人間はどこにでもいて過ちをおかす。
小説のラストを読むとそう思ってしまう。
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