風人 2016-04-04 04:41:02 |
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海堂尊の『玉村警部補の災難』の「青空迷宮」と『相棒』season4(下)の「七人の容疑者」。
どちらもテレビマンを舞台にしてるところは酷似しているけど話のつくりはけっこうちがう。
「青空迷宮」は容疑者が怨恨から殺人を犯すが、「七人の容疑者」はドラマやヒット番組をつくりたいが故に殺人を犯してしまう。
怨恨も番組もつくりたいというひとの感情から出るものではあるけど犯罪は主人公たちにより解明される。
「青空迷宮」では容疑者の根が素直な人物であったから加納警視正たちは多少の不正はしながらも捕まえることができ、「七人の容疑者」は容疑者が死体から時計を外したことからぼろが出てしまう。
ミステリーモノの容疑者や犯人は些細なことから犯罪を犯してしまうこともある。
杉下右京は犯罪については情は持たないクールさもある。
加納警視正も時に強引ではあるが。
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