_うん。じゃあ辛くなったら言ってね。行こう。 (彼の零した言葉にピクリと彼の傷に当てた手を引いては相手を見上げ。何て声を掛けようか、次出す言葉に迷っていれば頭に感じる温かい温もりに言葉を飲み込み。僅かに表情を和らげこくりと頷けば相手に無理をさせないように最後に念押しを。そうこうして早速部屋を出ようと相手の腕を取れば小さく笑いかけて。)