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事例②
勤め先の工場にて。職場では、作業員の安全の為所謂パトロールを行っている。危険な作業を改めるよう指導したり、設備の点検を行ったりする。ある日、上司と二人で見回りを行っていると、三メートルほど先を何かが横切っていくのが見えた。体育座りすれば入れそうなくらい巨大なビニール袋が、風に流されているように見えた。そんなものがあるのに、上司もその辺で掃除していた作業者も気付く様子がないので拾いに行った。しかし、工場の柱の陰に入ったところでそれを見失う。