主。 2016-03-05 16:02:01 |
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・同上
おい、ふざけるな…!俺が主を殺す訳が無いだろう。
( 己の主を殺すなど愚の骨頂であり主命を第一とする自身がその様な事をする筈が無く、しかし疑われている現状にヤキモチをして舌打ちを一つ零し、ついには蜂須賀達を睨んでいって。するとその間を割って入る様に鶴丸が【まあまあ!喧嘩はよそうじゃないか!疑う事も大事だが、先ずは話し合わないと先に進めないだろう?】と一触即発しそうな雰囲気を制していき。何故蜂須賀達が、自身を犯人だと決めつけたいのかは分からないものの少し予想をしていき、恐らく不安だからこちらが犯人であって欲しいのだと願っているからかと考え、それか相手が犯人だから罪をなすり付けたいと言う可能性もあり、考えれば考えるほど切りが無い。とにかく今は鶴丸の言う通り疑いに掛かっている場合ではないかと思うと「…癪だが、分かった」と頷き、渋々と言った具合に蜂須賀も【全く…分かったよ。山姥切も同意見だそうだ】と同行人の山姥切の意向も伝えて来て。それを見た鶴丸は満足そうに【ははっ、君達は良い子だな!それじゃあ、話し合いを――】と再会させようとした所で、不意に大倶利伽羅の隣に座る燭台切光忠が手を上げて【鶴さん、先に現場検証をしたらどうかな?現場を見たのが四人だけってのは、話も進め辛いと思うしさ】と提案して来て。納得した様な顔で【なら、そうするか!五人一組で見に行くとしよう!刀帳順で行くぞ】と手順良く鶴丸が割り振って行って、それぞれ犯行現場である執務室に足を運んでいき )
《〆蜂須賀と山姥切の疑念》
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