主。 2016-03-05 16:02:01 |
通報 |
・同上
※問題が生じたので一人称ロルに修正。
※視点キャラも長谷部に固定。
( シンと静まり返った中、第一声を上げたのは鶴丸国永で。いつも何かしらの音頭を取っている相手が声を上げるのは何らおかしくは無く、奴は【さてと、悲しむのはここまでにしようじゃないか!先ずは犯人を探さないと主も浮かばれないしな。俺はまだ犯行現場を見ていないんだが、誰か見た奴はいるか?ついでに第一発見者も知りたいんだが】と、この陰鬱な空気を払拭しようと、不謹慎ではない程度の明るさで全員に問い掛けていって。ジロリとボロ布越しから山姥切に睨まれれば、促されずとも名乗り出ると思いながら手を上げていき「…恐らく第一発見者は俺だ。朝、いつもの様に朝餉を主の所に持って行ったら既に亡くなっていた。時間は7時15分だ」と視線が痛いと感じつつも説明をしていって。次に、乱が手を上げている事に気付けば【…ボク、たぶん二番目に見た。長谷部さんの慌てた声が聞こえたから執務室に行ったけど、主さんの死体を見たら気が動転しちゃってその場から直ぐ逃げちゃった…】と弱々しい声で言っていき。それを聞いた伊達の太刀は【うーん、そうかそうか。…そういや、君は何で執務室の近くに居たんだい?執務室の場所は端っこで、近侍の長谷部なら分かるが、粟田口の部屋からは遠いだろう?】と純粋な疑問なのか探りを入れているのか鶴丸がそう問えば、乱は少し視線を泳がせた様に見えたものの直ぐに一期が【鶴丸殿!ひょっとして、乱を疑っているのですか…?】と普段は温和な相手がムッとした顔で見ていて、その様子に【嗚呼いや!済まん済まん。ちょっとした疑問を聞いただけさ】と、さすがの鶴丸も慌てて引き下がり。疑心暗鬼だなと考えつついれば、今度は蜂須賀が手を上げて【次は、俺と山姥切が見た。順番で言えば三番目だね。そこの短刀の悲鳴が聞こえたから、何事かと思って執務室に駆け付けたと言う訳だ。…まあ、実際に行ったら長谷部のみで、俺らは長谷部が主を殺したとばかり思っていたのだけど】とわざわざ“いた”と過去形を使っているが、これは今でも疑っているなと感じ、現にそうでなければこんな大勢の前でその様な事を言わない。第一発見者はよく疑われると言うが、これが正にその状況かと眉を潜めていき )
《〆乱藤四郎が執務室の近くに居た理由は?》
トピック検索 |