転生乱舞 ~ 目が覚めたら其処は 異世界だった

転生乱舞 ~ 目が覚めたら其処は 異世界だった

ムーン  2016-02-18 17:52:07 
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親に引いて貰ったレールの上を、何不自由なく生きてきた28年。
旧帝大を卒業し、一流企業に入社。

出世も仕事も順調で、後は嫁さんを貰って勝ち組イエーイ♪
の、はずだった。

仕事で三カ月の海外出張が決まり、その仕事もそつなくこなす。
そして帰りの飛行機の中で…、事件は起きた。


初めはハイジャックかと思ったが、テロだった。
それも自爆テロ。

犯人の動機も目的も、何もわからないうちに飛行機は爆破された。

そして、俺が目を覚まし、気が付いた時には、そこは異世界だったのだ。

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  • No.39 by ムーン  2016-03-28 22:37:09 

第十五話
■ シオンとロジャーとシルバー ■



シルバーを抱きかかえながら、マーヤとローズの後を付いて行くように帰路についていると、前方から帰りが遅いとクウが迎えに来た。

「遅いぞシオン。皆が心配してるだろ…って何だその犬は!?」

クウはシオンが得体の知れない薄汚い子犬を抱いている事に気が付き、町から町へと旅をする自分達には、馬はともかくペットは飼えないというのが常識で、驚いて声を荒げて尋ねた。

「えっと・・・。拾った…。」

確かに拾った。嘘じゃない。
こいつは犬じゃなくて妖狼だよ。と言わなかっただけだ。

「拾ったじゃねーよ。犬なんて飼えるわけないだろ。
 俺達は町から町へ旅する冒険者なんだぜ!?
 犬なんか飼えるわけねー。
 ・・・・捨ててこい」

「ヤダ!」

俺は激しく抗議した。
ずっと大事にするとさっき誓ったばかりなのに、その舌の根も乾かぬうちに捨てる事なんてできない。
それに・・・こいつはもう俺の家族だ!
シルバーを捨てるくらいなら俺も捨ててくれ。
何でもするから。
何でも言う事を聞くから。
だから・・・シルバーを捨てないで。と訴えた。

「ハァ~。兄ぃに聞いてくれ」

根負けをしたクウはそう言うのが精一杯だった。

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