孫悟空 2016-01-23 21:35:02 |
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(恐る恐るではあるが目を合わせた相手は、自分の声色でようやく"拒んでいない"ことに気づいたように見えた。)
「俺はお前を拒まない・・・気付くのが遅せぇんだよ。
・・・俺がわざわざ、気のない相手にイタズラであんなことをすると思うか?」
(優しい、呆れの滲んだ穏やかな声で、自分の思いを伝える。
それに先程─ソファーから立ち上がる前に、相手が髪を指に絡ませたのを見て、突き飛ばした理由が”嫌がっているだろうから”だけではないことを確信したのだ。
禁忌─今日はやけにそれを自嘲するような、引っかかる台詞を言うと思っていた。
─だが、それが何だと言うんだ。
相手の髪を一房手にとって、指の間で すいて)
「それに─禁忌だから、何だ?・・言ったはずだ、”下らねぇ”とな」
(赤は血以外にもある、と言ったあの時を思い出す。)
「変えられねぇことで一々悩むな──命に宿る、で宿命だ・・つまり、自分の構成要素だろうが。否定して何になる?」
(──ったく、いつまでも自分を否定してんじゃねぇよ。
そして、この話は終いだというように、)
「・・さっきの答えだ」
(額への口付けの答え──誤解は解いたつもりだが、行動にはしていなかったのだ。
一歩、一歩と相手に近づくと、)
「"どうせ"って思うなら額じゃねぇだろ・・・」
(─これが俺の答えだ・・
いとしさを込めるように相手の頭にゆっくりと手を添えると、そっと目をとじて優しく唇を重ねた。)
【ウチの三蔵・・今回喋りすぎ^^;
これでも削ったつもり・・です!^^;
悟浄に愛しさが伝わるといいんですけど・・v
しかも、ちゃっかり最後の台詞で・・vvv
35,53問わずこの二人について長々と語れそうですv止まりません・・vv^^
普段は見れない、見せないであろう悟浄の内面が・・たまらないですv^^
え!ミダラなエセ坊主と言われなくて良かったです(笑)】
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