ココロの住人 2016-01-20 03:09:44 |
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…っ、…
(見惚れてたなんて言われると羞恥心が掻き立てられ思わず息をつまらせるも、何度聞いても嬉しい言葉に淡く色付いた頬で「知ってる。」と返しては震えた声で話す相手の頬にキスして。たった数分、同じ家の中で離れているだけで早く顔が見たいと思ってしまう自分自身に「どんだけ好きなんだよ。」と一人静かに突っ込んで。「想像するだけで?」続きが聞きたいと身を乗り出しじっと期待の眼差しを向け、自分がもう目一杯相手を好きなことくらい分かっているだろうに、もっとなんて言う相手に「これ以上篠宮を好きになったら、僕どうなっちゃうんだろうね?」と小さく笑い。「いいよ、カメラで撮る?スマホで撮る?」記念すべき一枚目だと嬉しさを隠さず顔に出し、「温泉かぁ〜、大きなお風呂で篠宮も一緒なんて最高だね!美味しい料理食べて、綺麗な景色見てさ!」想像しただけでもう楽しくなるのは確定で表情を綻ばせて。抱き締められてはしっかりと腕を背中に回し「約束しただろ?僕は君を信じてるし、君にも僕を信じさせてみせるって。絶対、ずっと好きでいるし離れないって。」と穏やかに微笑みながら告げ、「大袈裟なんかじゃないよ。70億人いる地球上で、僕ら二人は出逢って、こうやってお互いを愛し合ってるんだよ?運命に違いないよ。」と自信に満ち溢れた瞳で見つめて。
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