…大丈夫です (ありがとうございます。リライトにそう小さく返して冷や汗を拭う。優しい声、その声は本物ですか?目を伏せて、それから足に力を入れてふらつきつつも立ち上がるとナイフと小瓶を拾った。廊下から聞こえる声、きっとさっき見かけた湊が屋敷を徘徊しているのだろう。教えてやりたい、下手に歩き回ると待っているのは玩具のように残酷な死だけだと)